Camera ConnectとLINE
「Camera Connnect」は、wi-fi機能を搭載するキャノンカメラ用のアプリです。
以前は「Eos Remote」というアプリでしたが、いつの間にかこのアプリに刷新されていました。
ただ使用感から言えば、この2つのアプリに歴然とした差はないように感じました。
・・・まぁそんなことを書くくらい、今回私は久しぶりにこのアプリを使いました、って話です。
11月上旬に、数回に分けて東北地方への出張撮影がありました。
某社の広告の仕事で、東北各地の名所を撮影することが目的でした。
ただし、私の好きなように撮ればいいのではなく、
”都内で撮影されたあるもの”に合成する関係上、アングルが固定されている、という撮影。
レンズの焦点距離、カメラ高、カメラ角度、被写体との距離などを合わせてその場を切り取る、ということがミッションでした。
なので、平たく言えば「風景撮影」なんですが、感覚としては「商品撮影」のような印象でした。
当たり前ですけど、仕事で写真を撮っているので、「この写真はいいよ!」って自己満足だけでは終えられません。
お客さんの”OK”をもらってはじめて完結するのです。
でも今回は一人旅でした。お客さんは多忙で同行できず、という理由で。。
それでも撮ったものを確認してもらわないとね。
で、今回とった方法が、
撮影 →Camera Connectでスマホへダウンロード →LINEで送信 →お客さんが(オフィスで)”都内で撮影されたあるもの”に合成して確認する
という方法でした。
RAW+jpegで撮影。
カメラとスマホのwi-fiを立ち上げると、グレーアウトしていた画面がアクティブになります。
今回使用したカメラはEOS 6Dです。
新発売の5D4にもwi-fi機能が搭載されてますね。
まだ購入してないですけど、この機能は何気に必要だと思ってます。
Camera Connectにはjpegが表示されます。
画面左下のボタンをタップすると、撮影した画像がスマホに保存されます。
で、それをLINEで送信して確認してもらいます。
アングルを何度か出し直し、お客さんのOKが出ました。
太陽の位置は刻々と変わるので、兎にも角にもアングル出しに尽くしました。
ちょっと面倒だったのが、
LINE送信の際は、接続先が"6D"になっているwi-fiを一度切らねばならなかったこと。
で、ここでwi-fiを切るということは、次にCamera Connectを使用するときにはwi-fiを再接続しなきゃならなかったこと、ですね。
今回の撮影で何気に役にたったのが、スマホのモバイルバッテリーでした。
常時wi-fiに繋ぎっぱなしだったことと、4Gではなく3Gの撮影地も多かったので、スマホのバッテリーの減りが早かったので。
カメラは予備バッテリーがありますが、スマホはねー。
掲載のモバイルバッテリーがよい、というわけではありません。
慌ててヨドバシに買いに行って、”おすすめ”と書いてあったものを買っただけです(笑)。
ちなみにこれは6400mAhですが、終日の撮影に容量としては十二分でした。
(モバイルバッテリーが飛行機内で発火した事件がありましたね。新しく購入される方は十分に吟味してください!)
以上のような撮影を今回はしてきました。
なんかね、お客さんが隣にいて「OKです!」なんて言ってくれてたのがひと昔前のように感じます。
でも、撮影に不慣れなお客さんが立ち会うよりも、この方法のが撮影に集中できてよい!、ということが確認できた仕事でもありましたw。
(掲載画像の一部は、撮影時の再現を試みたもので、撮影当時の画像ではありませんのでご了承ください。)