Xシリーズのファームウェアアップデート
2/4にFUJIFILM X-T1,X-T10,X-E2の新ファームウェアが出ましたね。
私も即座にアップデートして、2週間弱使用してみました。
掲載写真はX-E2です。
私のバッグにいつも収まっているカメラで、インスタの写真はほぼこれを使用しています。
このカメラ自体は、発売されてからもう数年経過しているので、決して最新のものではないのですが、FUJIFILMの機種は、アップデートひとつで機能が大幅に改善されるので、今回もまた「まだまだ使いたいカメラ」に生まれ変わりました。
FUJIFILMの、こーゆーところ好きです。
長期的に、このやり方=売り方は続けて欲しいと願います。
で、今回のアップデートで、私の使い方からして特に気に入っている点は以下の項目ですかね(太字はFUJIFILMのサイトより引用)。
最高速度1/32000秒の電子シャッター (※)
超高速電子シャッターを使えば、晴天時の雪原や海岸などの明るいシーンにおいて、開放F値で被写界深度の浅い写真を撮影しても露出オーバーせず、美しい画像を撮影することが可能。開放F値が明るく高性能なXFレンズの撮影シーンを広げます。 さらに電子シャッターでの撮影時に、シャッター音、シャッター音量を変更可能。シャッター音を消して撮影することもできます。
→ドピーカンでf1.4で切れるようになった!ただ電子シャッターのサウンドは心地よくない、というよりむしろ耳がイタイ。かと言ってシャッター音OFFにするのは撮っていて気持ち悪い、のでそこだけ改善していただければ。。
ISO感度オートをAUTO1/AUTO2/AUTO3に拡張 (※)
ISO感度オートの設定を従来の1つから3つに拡張しました。
→撮影する時間帯などに合わせてAUTO上限をISO400,ISO1600,ISO3200と登録して使ってみてます。これも便利。
新ユーザーインターフェース
表示情報の大きさや配置など見やすさにこだわった新ユーザーインターフェース。ファインダーを覗いて撮るという行為に集中できます。
→とりあえず以前より情報が見やすいw。
タイム撮影(T)時にコマンドダイヤルでシャッタースピードを全域変更可能 (※)
従来、シャッタースピードダイヤルのタイム撮影(T)時は、コマンドダイヤルを操作することで、シャッタースピードを30秒~2秒の範囲で設定可能でしたが、今回、30秒~1/32000秒(シャッター方式「メカニカル+電子」設定時)までの全域で設定可能になりました。
→これ。面倒でした。以前までは秒数によって(2秒〜1/4秒の辺りで段階露光したい時など)タイム(T)とバルブ(B)を切り替えなければならなかったので結構不便だった。夜景(星景)撮影時の操作が俄然ラクになった。
「オートマクロ」搭載 (※)
被写体との距離に応じて自動でマクロモードに切り替わる「オートマクロ」を搭載。近接撮影時に、その都度「マクロボタン」を押す必要がなく便利です。従来、「マクロボタン」の機能が割り当てられていた操作ボタンには、新たに任意のファンクション機能を割り当てることができます。(ファームアップ後の初期設定ではAFモードの切換機能に割り当てられます。)
→切り替えなしでスーッと寄れる。これは気持ちよい。レンズが生まれ変わったよう。ただこの感覚で手持ちのCANON機を使うとがっかりする(笑)。
他にもver.4.00は盛り沢山のアップデート。
(FUJIFILMミラーレス機の)仕事撮影での使用頻度もいずれ上がっていくのだろうと想像してます。